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意識化することとインスピレーション

やっぱり一杯飲んでます。ウエッティです。

今回の夜勤での「落ち着いて過ごして頂く作戦」・・・善戦しました。

やはりその時のそのご利用者の状態を見ての瞬時の判断、
情報の蓄積によるインスピレーションを働かせる。
その根本はご利用者の視線に立つ「介護感」が重要だと思いました。

昨夜の例では、夕食後、落ち着きがない兆候が見えられる行動的なご利用者。
居室の前がTVのある憩いの場だったので、急きょ畳を敷いて横になってもらい、
TVを見ながら服薬を勧めました。しばらくして明りも消すと・・・自然に眠られました。

 実に気持ち良く一晩眠られました。

(畳は片付けようと思っていたのですが何か使えないかな?
 と思って倉庫に入れておかなかったのです。)

たぶん、この方を「この状態はいつものことだから仕様がないや」と見過ごしていたら
眠りに入れず廊下を歩きまわられたり、他の方の部屋に入られてトラブルになったりする
ことが考えられます。

過去の畳の生活やTVの音や光が気を紛らわせて、自然と眠られたのでしょう。
その場に誘う声掛けの在り方もあるでしょう。
一夜の眠りが確保出来て良かったです。

別の方は、すぐにベッドでは眠りにくいようで、
ソファーでうとうとするまで座っていてから
ベッドに移る。すると睡眠時間が長くなったりします。
ソファーでの座位をしばらく続けた方がすぐに横になるより
体の緊張が抜けるように見受けられました。あくまで仮説ですが。


いつもこの様に上手くいくとは限りません。
でもこのアプローチの積み重ねが大事だと思います。

そして、落ち着きへ誘う「仕掛け方」も重要なのかな?と今回のことで再認識しました。
単に声掛けだけですませるのでなく、「その人になじむ事」。それを考え仕掛けてみる。

その場で、その瞬間での判断がこの仕事には必要だと思います。
この「仕掛け方」には日々の観察からのインスピレーションがあるのではないでしょうか。
そしてそれは「意識して仕事をする」ことから生まれるのではないでしょうか。

その人を見て考え提案することはまるで「マーケティング」ですね。
その人個人のして欲しいこと、されてうれしいこと、を視ることですから。

それでもまだまだ快適に、
「ここで生きていていいのだ」と思ってもらえる環境には遠いです。

だけど、こうした生活に密着した些細な事も積み重ねが「仕事の質」を
変えていくのかとも思っています。


これからも考え実践してみようと思います。


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[ 2011/10/18 22:58 ] マーケティング | TB(0) | CM(0)

ご利用者の「不快」を失くすのはマーケティング論だった④

前回③の記事へのコメントで「ウォシュレット」が話題に出ていました。
実は次の記事はTOTO商品開発や製造をからめて、介護業界も
見習うべきものがあるのではないかと考えていたところでした(笑)

では、本題に入りましょう。

TOTOといえばおしり洗浄機と便器です。
世界に誇れる品質を持っている企業です。

日本ではどこにでも普通に置いてあるのではないでしょうか。
この「ウォシュレット」。きみきみ様がおっしゃっていた通り海外でも
その安定した性能で大人気です。

でも1964年当時はアメリカからの輸入販売だったと言います。
(何でも作るね日本人!)

これには携帯用の小型ウォシュレットもあります。
商品名「トラベルウォシュレット」1995年ころから販売されました。

商品化するにあたって反対意見もあったそうです。
「うちは家電屋じゃない。良質で長い期間使って頂く便器のメーカーだ」。
(便座も粘土をを型組みするのですが最後は「人の手」で整形していきます。
 熟練を必要とする世界なのです。それだけに物作りのプライドもあるのでしょう)

そして販路も当時は水道工事店さんだけです。
その当時は電気屋さんのルートなんてありません。

でも開発部はめげませんでした。
月に3000台、工事店さん経由で販売してもらおう。
そう営業ノルマを約束したのです。

その決断をする「根拠」は何かです。

それは「お客さまからの声」だったのです

普通に便器の開発を行っていても会社は安泰です。それだけの
開発力をもった健全な会社ですから。
でも新しい世界へ飛び込む。
扱ったことのない「家電製品」を作ると。
新しい販路を作ると。

痔持ちの方々にとってウォシュレットは
生活に無くてはならないものになっていました。
特に中高年男性に多いことから、出張や海外旅行のとき
旅先で使える携帯用のウォシュレットの要望が「お客様相談室」に
あがっていました。

その声に応えるべく商品開発に乗り出したのです。
そして初期型を販売した後も、女性向けや、より小型化のものを
打ち出しています。
今でも販売され続けている商品です。
(きっと、在宅介護でも使われているでしょうねぇ。)
販路も家電量販店で普通に販売されています。ネット通販もありますね。

お客様の声を聞き、自分自身を追い込み、新しい世界を開拓する。
ニーズから逃げず、リスクがあるのも承知で開発していく姿。

私たち介護業界にも見習うことは多いのではないでしょうか?



*最初の販売ノルマを約束したのも開発部には勝算はあったと言います
 販売先の日本中の工事屋さんでは月に何十万台と売れています。
 その数パーセントのをつかめば3000台はクリアできると勝負に出たのです。
 なんにしても戦略は重要ですね。


~携帯用ウォシュレットと聞いてムラッとしているのは誰ですか?ヘンなこと考えちゃだめですよ~

[ 2011/08/19 12:33 ] マーケティング | TB(0) | CM(0)

ご利用者の不快を失くすのはマーケティング論だった3

先の記事①②で、商品開発や販売に心血を注いだケースを紹介しましたが、
顧客ニーズをつかんで商品やサービスを展開していくのは企業の当たり前の
姿です。
ならば、福祉介護の世界も同様でしょう。
今はおかげ様でお客様に不足していない。それどころか見込み客が目白押しです。
でも、介護保険制度が揺らいだり、壊滅的な疾患が大流行して人口ピラミッドが
柱状になるかもしれません。
いずれにしてもこれから私たちは、何を考え行っていかなければいけないか?
よくよく考えなければいけないと思います。
そして実践し、
検証し、
また考える。

そういう「当たり前」のことを行っていくのみです。
(偉そうに言っていますが、私は一介の介護福祉士に過ぎませんが)

ヒット商品を出した企業でも、次の商品を開発し売り出していますから。

私たちの業界も、世間のニーズに合わせて技術を磨いて対応していかなければなりません。



その技術は「潜在力を引き出す介護」DVD版をみてください。
中央法規出版さんのHPはこちら!

http://www.chuohoki.co.jp/products/plan/index.html

おもわず宣伝してしまいました。


技術も必要ですが、ユーモアも大切です。
苦しい時こそユーモアを忘れてはいけないと
尊敬するアルフォンス・デーケン先生もおっしゃっています。

なので、

ある文豪が語った小話を脚色してご紹介します。

やんちゃばかりした黒人の兄ちゃんが死ぬ前に神様に祈りました。
「神様、俺はいままで好き勝手やってきて、腹に大穴開けておっちんじまうけど
 最後に一つ願いを聞いてくれね~かな~」

「その願いは、ツルツルした真っ白い体でよ。輝くくれ~でよ。
 そして、セレブばっかし集めてよ、金髪のねーちゃんの尻っぺたに
 ひっついていたいのよ。
 ほんでよ、今なんでかしんね~けど、喉が渇いてしょ~がねーのよ。
 まっさらな水が体ん中かけめぐったらサイコーだよな。
 あ~、痛て、・・・なんかボーとしてきた。
 あれ?眩しーーーー光が俺を包んでいる。HOO!ハレルヤだぜ!」

 さて、そう言った彼でしたが、どこに生まれ変わったのでしょうか?

 マーケティングの神は考えました。
 そして、一つの答えを出しました。
 彼の要望を全て叶える答えを!


 何だと思います?


 なんかエッチなこと考えませんでした?


 え?「だってあなた別名エロッティじゃない」


 そうですよ。


 だけど、ちょっと違うかな~。「オレのとは違う・・・」なんてね



 さあ、答えを言いましょう。



 その答えは「高級ホテルのビデ}>>(トイレじゃないのです。あくまでもビデ)

 これだとすべての要望に合致するのです。



 でもこれで彼は幸せなのだろうか?

[ 2011/08/19 00:05 ] マーケティング | TB(0) | CM(4)

ご利用者の不快を失くすはマーケティング論だった1

グリーフケアについて図書館で本を探しまして読んでおりました。
葬祭会社の社長さんと関西大の先生の共著で、介護施設にも通じる
ことが示唆され興味深く読んでいました。
社長さんの経歴を見るとMBA(経営学の資格のようなもの)を
習得されているではありませんか。著書でも、
「マーケティングとは売る側の視点の戦略でなく買う側、
つまり、消費者が自ら買いたい欲望を持って情報を検索し購入する。
消費者ニーズの視点に立つ考え方」、こう述べられている。

これって、そのまま介護職員とご利用者様に置き換えられないか?
そう思いました。

つまり、ご利用者志向に立った「不快をなくす」考え方は、特異なこと
でも新しいことでもなく、世の中に当たり前にあった考え方だった。
そう気付いてしまったのです。今更ながら・・・お恥ずかしい限りです。

顧客志向のマーケティングで、成功した例をいくつか上げてみます。
これらは元々高い商品力を持ったもので、すばらしい商品でした。
でも売れなかった。
悲し~ほど売れなかった。
でも、あるきっかけで爆発的にヒットしました。
商品を変えたわけではありません。売り方を変えたのです。

商品名と宣伝。

これに力を入れたのです。顧客に声が届いてこそ、商品の機能が
正しく理解されてこそ、消費者の手に取ってもらえる。
そういったことが開発スタッフに徹底され、諦めず長い時間をかけ
ヒットにつながったのです。
[ 2011/08/18 06:58 ] マーケティング | TB(0) | CM(0)

ご利用者の不快を失くすはマーケッティング論だった2

では、
商品例その①
小林製薬「熱さまシート」
アイ〇ノンの牙城をくずし、1994年の発売以来売れ続けている
商品です。災害時にも力を発揮しました(神戸や東北でも)。
この商品が誕生した土壌は、会社のアイディアを積極的に
受け入れる姿勢でした。地道な調査で体温-2℃で納得できる
使用感を得られると結果を出したり、パッケージデザインを
(高価な)キャラクターを使わず低予算で分かりやすいデザインに
した事。200個くらいのネーミング候補を出し(薬事法に抵触しない)
インパクトのあるネーミングを考える。

最初の「シップのように冷やす道具」のアイディアを実現化する。
実現化するまでに、あらゆる研究や調査を重ねる。あきらめず進んでいく
チーム力がすばらしいです。

商品例その②
レナウン「通勤快速」1987年度の大ヒット商品。
靴下単品でこんなにヒットした商品はこれが最初でしょう。
これも糸に薬を練りこんで編んだ靴下で、機能性のはっきりした
商品でした。もともとの商品名は「フレッシュライフ」。
これを消費者にインパクトのある商品特徴を伝えられる商品名に
変え、靴下にはめずらしく定期的なコマーシャルを打ち、知名度を
上げ、みごとドン詰まりだった商品を復活させたのです。

いいことでも、ちゃんと伝えないと実を結ばないのでしょう。

商品例その③
トリンプ「天使のブラ」1994年のヒット商品。
これも商品名を変えてヒットしました。2年前にすでに開発・販売
されていて、その当時の商品名は「優子」。なぜか売れなかった。
一方、ワコールは「グッドアップブラ」を発売しヒットしていました。
商品力では負けていないのに・・・開発スタッフは悔しかったでしょう。
そこでネーミングを「天使」に変え、見事復活を果たしました。

商品イメージって大事ですね~。いい介助していても接遇がいい加減だと
評価されない人のようですね~。(ちょっと違うか?)

いま、私たちが行っている仕事もすこし見方を変えて、訴え方を
変えてみるとひろがっていくかもしれません。

参考文献:グリーフケア―見送る人の悲しみを癒す―ひだまりの会の軌跡
                古内耕太郎 坂口幸弘共著 毎日新聞社刊
[ 2011/08/18 06:55 ] マーケティング | TB(0) | CM(2)





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