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弱点を強みに変えるには

先日、ブログのタイトルにもある「笑福会」によるネットを活用した在宅医療研修が
ありました。理学療法士の田中義行センセイによります
「ケアマネージャーに知っておいてほしいリハビリテーション知識」です。
http://www.ustream.tv/recorded/20208507
移乗技術の私の師匠といえる方です。師匠お疲れ様でした。

この研修のなかでも出ていましたが、人工骨頭置換手術後の注意が述べられていました。
勤務先でも対象の方がおられ、私なりに注意点をまとめたものを
掲示したりもしていました。直接介護にたずさわる介護福祉士に
必要な医療知識だと感じたからです。
内容としては以下の通りです。

人口骨頭置換手術を受けた方への動き方の注意点
・なぜ注意しなければいけないか?
 ・・・人工関節が外れやすい動きがあるから

股関節が外れやすい動き・3つのポイント 
①内転 ②内旋 ③屈曲
立ち上がり介助と移乗介助の時【腰-膝】を捻らない
特に内転の動きに気をつける

右股関節を手術した場合で注意点をみると
①内転とは
 右膝を左側へ寄せる動き・・・立ち上がり左側へ踏み出そうとする時に注意

②内旋とは
 右膝を内側に向ける動き・・・股関節と膝関節を90度から足を外側へ向ける動き
               浴槽をまたぐように膝を内側に捻るように足を抜く動き
③屈曲とは
 右膝を持ち上げる動き・・・足踏み時や、膝を持ち上げた状態から外側へ踏み出す動き
              右側に重心を残したまま床に落ちているものを拾う動き

いかがでしょうか?
こういうことに関心を持つことが「根拠のある介護」につながる
と思います。特養の全国組織である老人福祉施設協議会でも
「科学的介護」を提唱していますが、考え方としては同じだと思います。
「根拠」も「科学的」なこともまず
「関心を持つこと」や「ご利用者の視点で考える」
そのこと無くしては定着しないでしょう。
そういう関心を持った上で、それを支えるひとつが上記のような医療的知識
なのではないでしょうか?

「知らなかった」ではすまされないことがプロの世界です。
病み、衰え、年寄る方々を支えるのが私たちの仕事です。
慢性の失病や回復の見込みが無いケースがほとんどです。
なるべく現状を維持することも無く、ゆっくりと終焉に向かっている。
そういう方々をどうケアしていくのか?生活視点の介護とは言え
基本的な医療知識は必要だと思います。その上で生活視点の介護を
他職種に説明できる能力が備わってこそプロとして認められるのだと思います。
そう思い、なるべく日々の業務の中で実践しようと意識しています。
ただ、まだまだ納得できるレベルには至っていません。
道半ばです。

でもそう意識することで仕事も変わっていくのではないでしょうか?
今まで弱点に思えることが強みに変わるのではないでしょうか?
またこれは、下降して行っている日本経済にも通じると思うのです。
日経ニュースではこういうことを言っています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20120131/226678/?P=3

これを読んでただ悲観的になるのではなく
私たちがこうして築き上げていく介護福祉のノウハウを日本の強みにしていけば
いいのではないでしょうか。
いち早く高齢社会と少子社会を走る日本のあり方そのものが、世界に通用する
知的財産になるでしょう。テキストだけでは移植できない現場対応力が
養われると思うのです。
日本の行政は海外労働者に対して非関税障壁といえる条件付けをしていますが、
海外に日本向けの学校を作るくらいのビジョンをもってもらいたいです。
実践の場は日本国内で数十年も続く市場があるのですから。

こんな風に考えると、もっと介護福祉の仕事が魅力的になるのではないかなぁ~
そう考えるのです。
[ 2012/02/05 20:21 ] マネジメント | TB(0) | CM(2)





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