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発想の転換が必要な時2

前回、オズボーンのチェックリストをベースに問題解決の方法
を探ることについて述べましたが、今日はその続編です。

介護現場でも転倒防止などの解決策には頭を痛めている方も多
いと思います。前回は抜本的な「解決」が困難な場合、見方を
変えて事故率を下げる手立てを紹介しました。すぐに出来る「
処置」的な対応です。すぐに対応するアクションが大切です。
その積み重ねが現場を変えていくのではないかと思います。前
向きな解決志向が現場の気質になれば、働きやすさも変わって
いくのではないでしょうか?そのためには考え方のトレーニン
グとして「オズボーンのチェックリスト」を活用するのもひと
つの手だと思います。小さな疑問や問題に気付いたときにチェ
ックリストに当てはめて考えてみる習慣が出来ると、同じ時間
働くにしてもその内容が変わってくるのではないでしょうか。
そう思います。

地道な努力がチャンスを生み、その出来事が「発想の転換」に
つながった例があります。
もう16年前になりますが、東南アジアに小さな合弁会社を設
立運営するために赴任したことがありました。その国には日系
企業も数多く進出しており、その現地企業向けに作業ユニフォ
ームを企画製造販売する目的で現地の商社と組んで会社を作っ
たのです。設立準備の下見に先輩社員が派遣されましたがまさ
か設立から自分が派遣されるとは思ってもいませんでした。普
通に考えると成功は難しいだろうと感じてもいまし
た。また赴任して間もなくその国のバブル経済がはじけてしま
いました。下見で集めていた話は全て消し飛んでしまいました。
古巣の会社にいた誰もが「奴はいつ日本に帰ってくるだろうか」
と思っていたと思います。そういう雰囲気の中、いかにして単
年度黒字を出すか営業開拓の日々を送っていました。自分が提
案できるのは日本仕様と同等の高価格帯のユニフォームです。
現地メーカーの安いものでは価格競争で勝てるはずがありませ
ん。品質で勝負するしかなかったのです。いかに日系企業向け
に売り込むとはいえ、現地のバブル経済が破綻した頃、どこも
予算の拡充に渋りました。それでも品質に納得していただけた
日系企業のお客様から徐々に注文も取れていきました。縫製工
場とのトラブルなどでクレーム収拾に追われたりもしましたが、
小さい注文でも誠実にこなして信用を得られたのでしょう。現
地で高品質のユニフォームを企画製造していると聞きつけた某
企業から「日本向けのユニフォーム」の注文があったのです。
親会社のグループ全体での大口注文でした。これで会社の存続
が決まりました。気がつけば3年の年月が経っていました。こ
の注文で「発想の転換」ができました。現地の日系企業向けよ
り、その親会社つまり日本向けの注文をターゲットに入れる。
その方が価格競争力も品質も有利になる。古巣の会社はいい顔
はしませんでした。自分のテリトリーが荒らされる可能性があ
るからです。でも私が荒らさなくてもほかの企業との競争があ
るのに変わりはありません。ほかが取るくらいなら自分たちの
グループで取ったほうがいいじゃありませんか。「チェックリ
スト」で振り返って考えた時、営業方針の転換を決断したので
す。実際、私が4年の任期をもって帰国した後、同様の手法で
営業をかける企業が現れました。リスクを恐れていては遅れを
とるだけなのです。既存の商売を気にするばかりでは自分の強
みを生かした商売がなにかを見失ってしまいます。それと同様
のことが身の回りにあるのではないかと思います。どうしても
考えが固まってしまうのです。それを解きほぐして発想の転換
につなげるのに「オズボーンのチェックリスト」は役に立つの
ではないでしょうか。ただ、考え方だけでなく実際に行動する
ことが重要です。その決断力が発想の転換をうながす原動力だ
と思います。

何のために発想の転換をするのか?その意味と、それを支える
行動、その行動を起こす決断力。そういったものが現場を変え
ていくのだと考えます。

今日はこれまで。
[ 2013/01/26 00:18 ] 介護論 | TB(0) | CM(0)





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