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「オムツ外し」を軸に介護理論と技術を考えてみる

今年も半年が過ぎて後半戦に入りました。

もう半年しかない。

まだ半年ある。

どう感じるかで随分心境も違ってきます。
焦らないでじっくり行ってきたいものです。



さあ、改めて新人教育の重要性を感じていました。

そこで「オムツ外し」を軸に介護に関わる理論・技術を
考えていきたいと思います。

まず、「オムツ外し」の概論を見る前に、
介護の心構えやプロとしての前提条件を見てみる必要があります。

はい、持論である「不快」や「3つのカン」ですね。

 <下の図表をクリックして頂けたら表示大きくなります>
不快1

3つのカン

心技体

理論や技術の前に、ご利用者の「不快さ」を感じる心、辛さ
を感じる心を意識づけする。
介護感・介護観・介護勘を身につける。
その上で「心・技・体」をプロとして追求していく。

まずこの最初の考え方が重要だと思います。

ここがあやふやだと、いずれ「職員本位」の仕事になる可能
性が高くなるでしょう。

この考え方が納得できた上で、「オムツ外し」などの実技が
可能になってくるのと思います。

その「オムツ外し」の概略がこちらです。
   


おむつはずしの基本ケア1

おむつはずしの基本ケア2


ここで、注意しなければいけないのは、「盲目的に行わない」ことです。

あくまでも「オムツ外し」は生活を豊かにするための手段です。

きっと「オムツ外し」を提唱されている竹内先生は「個別ケア」を
無視してまで「行え!」とはおっしゃらないと思います。

ご利用者個人のアセスメントの上で「オムツ外し」がADLやQOLの
向上に寄与するのであれば行えば良いのであって、個別の心身の状況は
現場が判断すればいいことではないでしょうか?

それこそ「多職種連携」で見ていけばいいと思います。

では、まず「オムツ外し」に参加するのであれば、その施設の全職員が
上記2枚の「オムツ外し」の概略は理解しておかないといけないでしょう。

(竹内先生は「ミズ・メシ・クソ・ウンドウ」と言われていますが、
 言葉のリズムとケアの順序を見直しています。
 なぜなら特養は生活の場なので、なんかこう口にするのはそぐわ
 ない気がしまして。少しキャッチフレーズを変えています。
 ご容赦のほど)

そして、「オムツ外し」を考えると生活全般のことが気になってきます。

例えば、寝たきりで拘縮がきつくなっている方のケアです。拘縮改善
も合わせて行わなければ座位姿勢も安定しないからです。
例えば、X脚が進行していた方のケア例です。

X脚1

実際にこのポジションニングと縦の股関節を開くことで拘縮が
改善されました。
退院して拘縮が進んだかたでした。早期の拘縮予防が重要だと
改めて気付かされた例です。

こうしたことも理論をしっかりとわかった上でアセスメントし
たので拘縮が悪化する前に手が打てたのだと思います。

拘縮予防の理論をこのようにまとめています。

拘縮予防1

拘縮予防2

拘縮予防3

拘縮予防4


拘縮予防はたずさわる職員全員がケアの方法を行わなければ、
改善は見込めません。

特養チームがひとつの船団だとしたら一番船足の遅い船が
そのチームのケアのレベルです。
ですからいかにして一番遅い船を早くするかが重要だと思います。

また、拘縮予防の他に姿勢も重要です。
姿勢改善によって生活のADLも改善され、「オムツ外し」の効果も
向上するからです。

姿勢1

姿勢2

姿勢3


こうして考えるとご利用者を見る観察力が重要だと言えるので
はないでしょうか。

そうしてケアの技術も「手段」である。

大事なのはご利用者のエンパワメント。生活の向上ではないでしょうか。

今日はこれまで。
[ 2013/07/04 21:26 ] 介護論 | TB(0) | CM(2)





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