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事故予防と安心できる生活の援助とは?

ひさしぶりの更新です。

さて、前回のブログを書いてからも日々色々な事が職場でもありました。
ひさしぶりに郷里の墓参りにも行きましたし。(福井と福山は約500km離れていますから)
この稼業には盆正月は有りませんので、春か秋に帰省しているのです。

では本題に入りましょう。
最近とくに意識して職場を見るようにしていることがあります。
それは「事故防止」。どうしようもない事故は発生します。さすがに止めようがないことも
あります。実際その現場に居合わせたこともありますし。

でも、意外と事故が起こる前兆のようなものもあると思いませんか?
夕方に不穏になって食事にも集中できず、そのまま夜間も歩き回っていることとか、見られません?

“この人はいつもこうだから仕様がない”と見過ごしていませんか?

車椅子から立ち上がる傾向がある人をテーブルに付けてそのまま放置していませんか?

認知症の進行で、自分が壊れていく恐怖と闘っている人(独語が激しい、感情が高ぶる)
を孤立するような場所に置き去りにしていませんか?

これらはすべてどこの施設でもあることだと思います。
そして多くの人が“見逃している”ことであるとも思います。
・・・だって人出が足りないから相手が出来ないんだもの。という声も聞こえそうですが。


あえて言います。「プロなら頭使えよ!」

上手く行くかどうかはわかりません。いつも落ち着けるとも限りません。
でも、目の前の人が不穏になっていることを見逃しては「事故」は減らないでしょう。

まずは、目の前の人へアプローチすることでしょう。実践してみないといかんでしょう。

例えば、最近行っているのは「お経ケア」です。
朝起きた時や夕食前に5~6人で「お経」を聞いてもらいます。
長年の生活に沁み込んだ宗教を生かして、自分の歳は忘れてもお経を聞くと諳んじる。
そういうことがあります。なので落ち着かない人や拝んでいるひとを集めて行います。
眠前薬を拒否された時や夜間落ち着かない時も試してみます。
眠前薬を拒否された方は、15分位聞いていると表情が変わりました。
夜間落ち着かない人は、長時間の就寝まではいきませんでしたが、徘徊はおさまりました。

お経を聞くことで、いくらか自分を取り戻せるのではないでしょうか?
そしてあの音律がいいのでしょう。

仏さまの絵姿を食事の席から見えるようにするケースもあります。
職員の意見など耳を貸さない場合でも、仏さまの言葉として聞いてもらうと、
かたくなに「拒否」が強い場合でも、話をしてくれる冷静さを取り戻してくれる
場合もあります(それも服薬拒否と食事拒否でした)。

言葉が通じない、聞いてくれない状態を切り替えるのになにかのきっかけを出してみる。
これは行ってきました。例えば「笑い」がそうです。冗談が分かる人であれば
怒りのエネルギーを散じる効果がありました。
でも「お経」はそれ以上の効果がありました。

動きの面では、先に上げた車椅子の位置でも、立ち上がりや転倒しやすい人を見守り出来ない状態で
テーブルに付けて、ほかの作業に行くのは危険です。
せめてソファーに座ってすきなビデオを流すとか、畳コーナーを作ってくつろいで頂くとか。
特に夜勤明けで、朝の離床時間はある意味「魔の時間帯」ですから、工夫が必要です。
まあ、しっかりポジションニングを確認して座って頂く。不安定ならクッションを使用する。
この基本が出来てないこともよく見受けられました。
食事介助の場面でもその人に合った姿勢を食堂に付いた時から直しておく。
これも出来ていないケースが目立ちます。

事故にまでは至りませんでしたが、
円背と脚の拘縮に合わせたクッション使いで安眠して頂けたケースもあります。


結論から言えば、メンタル面の働きかけと、移乗介助の技術面が意識されないと、漠然と「事故防止」を
詠っても効果はない。

具体的に動いていくことが第一であると言えます。


やっぱり、教育が第一なのでしょう。
意識して現場を見ること、そしてその状態に対応出来る技術を持ち、活用すること。

それがプロだと思います。


*仏様の言葉を借りて接していくことは、年の離れた関係には有効ではないかと思います。
 世代を越えた説得性があるからです。

・・・ただし、日々の接し方に尊敬の気持ちが表れていなければ相手の心には響かないでしょう。

                    日々の仕事ぶりが大事なのです。今日はこれまで。







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[ 2011/10/14 16:22 ] 介護論 | TB(0) | CM(2)

はじめまして。

「お経ケア」いいですね。
介護には方程式はないので
何でも良いと思ったことは実践すべきだと
常々感じています。
[ 2011/10/15 08:58 ] [ 編集 ]

Re: sakusakukanさんへ

コメントありがとうございます。
私は仕事として介護に携わっています。
なので在宅のご苦労、それも男性介護者の方々の
ご苦労には思い及ばないものがあります。
これからご教授お願いします。
[ 2011/10/15 17:37 ] [ 編集 ]

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