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この仕事で熱くなるのはなぜか?

特養に勤めて6年が経とうとしていますが、
最近、「何故この仕事に熱いのだろうか?」と実習生のカンファレンスをしながら思っていました。

その想いが分かる出来事がありました。
ターミナルのご利用者の体位交換を試しに行った時、在宅介護のあるご家族が「私たちにはこういう風に
〇〇さんが楽な顔になるような体位交換は出来なかった。力任せで腰を痛めてしまうほどだった」と
しみじみ言われました。

実はターミナルのプランには上がっていませんでしたが、ご利用者を観察し、
体の重心をずらして体圧分散したほうがいいと見極め、看護職にも相談した上で実行に移しました。
そして、ご利用者の方の辛い表情が「すっ」と引いたのです。その表情の変化を見た上での一言だったのです。

ではなぜプランにも上がっていない事で、看護も要請しなかったのでしょう?
その見極めの根拠を考えていくと私の実体験が潜在的にあったからだと気付いたのです。
私の父の最後の一週間が原点だったのです。

私がまだサラリーマンをしていた頃です。急な難病で入院した父が危篤だと知らせを受け、
勤め先の許しを得て結局1週間付き添いました。そして亡くなりました。
でも私は何も出来ずに傍にいただけでした。

父の友人の看護職の方がボランティアで体位交換をして下さいました。
あの姿が思い起こされたのです。


辛く弱った時、体を少しでも支えたら楽に寝られる・・・ちょうど同じことをそのご利用者に
していたのです。
実際、ポジションニングを行うとそれまで辛い表情をされていたご利用者が楽な寝顔になり
のんきそうに鼻をほじってご家族が思わず微笑まれましたから。

そのご家族の微笑みを見た時、突然父のことを思い出したのです。
『あ~、オレはこういう仕事がしたかったのだ。あの時無力だった自分を変えたかったのだ』と
気付いたのです。
他にも仕事へのこだわりの原点はありましたが、さかのぼると父のことが本当の原点だったと
気付いたのです。

体位交換だけでも素人のご家族に感じて頂ける仕事が出来る。そういうプライドと技術を
伝えていきたいと思います。
きっとそういう仕事が出来れば、その方が亡くなってもご家族は辛い顔だけじゃない楽な顔の
その方を思い出せるでしょう。死が近くなる中で「どうすればいいか?」なやむ心のなかに
迷いのなかに笑顔を思い出せるのではないでしょうか。
そうであって欲しいです。

ターミナル期で何も出来ないと思ってしまう自分がいましたが、治療じゃないことが我々介護職
にも出来るのではないか?そう思った仕事帰りでした。

今までサラリーマンの仕事の時も情熱込めて仕事していましたけど、さらに
この介護の仕事に熱かったのは自分の果たせなかった体験があったからでした。


今まで以上に暑苦しい奴になりそうです。ごめんね、職場のみなさん。
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[ 2011/11/10 00:48 ] 介護論 | TB(0) | CM(2)

そうですか~
大事なことです
優しい思いが形になるということは♪
[ 2011/11/10 01:10 ] [ 編集 ]

Re: きみきみさんへ

自分でも思ってもいなかった潜在的なものが発見できました。自分でも驚きました。
[ 2011/11/10 22:11 ] [ 編集 ]

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