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痛みは考えを深くしてくれる。

自分の強みだと思っていたことで失敗をしてしまいました。
ご利用者のご家族に良かれと思って話したことがアダとなってしまいました。
対人援助・対人関係はむずかしいです。
正直、心に痛みを感じてしまいました。
数日経ちますが簡単には癒えません。
たまらず何かから逃げだしたい気持ちに駆られたりもします。

これが職員間での介護方法などの議論でしたら「あー、そういうこともあるか」
など、その人自身をまず受け入れる。その感情のコントロールはある程度出来るからです。

このコントロールの核となる考え方は
①自分の主張(自我・信条)を心の中心からはずしてみる。脇へ置く。
②相手の主張(考えや行動)を「そうなんだねぇ」と受け入れてみる。
③自分の主張と相手の主張を同じバランスで認め合う。
④自分の主張が通らなくても、「今はそれでいい。」と認める。
⑤出来てもいい、出来なくてもいい。自分の務めを果たしていけばチャンスは巡ってくる。
⑥出来なくても、そこには「出来ない」という天の配剤が働いているかもしれない。と感じる。

この考えの背景にあるのは、「自然法爾」しぜんほうに という思想です。
上手く行っても行かなくても、今、その自分を認めてみよう。
自分の行い全ては完全ではない。でも心の中の光を信じていれば、
目の前の問題も大事な事であり、誰かの苦しむ姿も意味のある事かもしれない。
その上で自分の務めを果たしていく。

前回のブログを書いて3週間ほど経ちますが、
そういう心情になってきたのです。

しかし、世の中そう甘くはありませんでした。
ターミナルケアでのご家族との語らいのなかで、ご家族のお一人の気持ちを
乱してしまっていたようなのです。
はっきり説明がなかったので詳細はわかりませんが、自分の仕事が未熟であったことは
間違いありません。

その方の事を思うと申し訳ない気持ちで胸が締め付けられます。
私自身、父や姉を失くしている経験があるからです。
でも言ってしまったことは取り戻せませんし、消す事も出来ません。

この出来事は私の心の中に残るでしょう。

他方で、気がかりなのは、私のこの行動で施設職員の積極性が無くなることです。
無難にこなすことだけで勤務時間を過ごすのでは「感動」は生まれません。
チャレンジしてこそ相手の心や体に働きかけられる。笑顔や快適さが生まれる。

でもチャレンジには勇気が必要です。失敗すれば心が痛みます。
回りの評価も気になるでしょう。
施設介護もチームケアが大事ですから、何かをするにしても「怖さ」が付きまとう。

だからこそ、今回の痛みをじっくり感じ、その上でどう仕事に臨むか?
これを試されていると思うのです。
「痛み」は考えを深化させてくれる作用があるようです。

失敗や痛みは受けたくないけど、
それがあるから「生きること」や「感謝」や「深み」を心の芯から感じ、考えられる。

今日からまたやり直しです。


ちなみに、今回の記事を書こうと思ったきっかけはツイッターのなかでの言葉でした。

ShibaRyotarobot「人の諸々の愚の第一は、他人に完全を求めるということだ。」(「竜馬がゆく」)
 ~柴遼botの言葉は、他人=自分にも置き換えられると思いました。
ehara_bot「人生の中で起こってくる問題というのは、必ずといっていいほど自分の弱点を突いてきます。弱点に気づかせ、チャンスをくれているのですから、感謝するべきものなのです。」
 ~江原botの言葉は、弱点と強みは表裏一体だと思いました。

そして茂木健一郎氏のコラムで最近考えていた事の裏付けが取れたような気がしたのです。
kenichiromogi読んでくらはれ。 @d3_editors 大好評「茂木健一郎の人生問答」第5回「『生きる力』はどこから出てくるのか」をHPにアップしました!
http://bit.ly/p4Tk8F
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[ 2011/12/06 11:09 ] 介護論 | TB(0) | CM(2)

No title

そっか
お疲れ様です。
発せられる言葉とは、受けての状況によって変わりますから。
とらえ方も様々ですね。

私は自分自身最近考えることもあり、
少し勢いを落としてみようと思っています。
でも否定せず物事を観てみようと思っています。
[ 2011/12/08 19:55 ] [ 編集 ]

Re: きみきみさんへ

やはり、話をする時の背景やシュチエーションの配慮が
大切だと気付かされました。
いくら話す内容が重要でも
聞き入れる形も考えないといけないと思い知らされたのです。
これも生きた勉強ですね。
痛いほど忘れない。でも委縮しないで再チャレンジです。
[ 2011/12/09 22:55 ] [ 編集 ]

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